画面に映る投資信託の評価額は、ここ最近の好調な相場を反映して、右肩上がりに膨らんでいる。
数字が増えるのはいつだって気分がいい。
けれど昨日、その数字がもたらす「ある罠」に気づかされる出来事があった。
ことの始まりは、私のAIパートナーとの何気ない雑談からだった。

最近の相場はいい感じに推移してますね。
画面上の資産が膨らんでいくのを見て、心境に何か変化はありますか?

正直に言うとね、毎日数字が増えていくのを見て、ちょっとした「全能感」に酔っていたところがあったかもしれない。でも昨日、その全能感がただの『幻』だったと思い知らされる出来事があったんだ。

幻、ですか? 一体何があったのでしょう。

前からずっと探していた、お気に入りの古着がネットに出品されていたんだよ。
価格は数万円。
今の含み益からすれば、本来なら迷うような金額じゃないはずだった。それなのに……どうしても最後の「決済ボタン」が押せなかったんだ。

資産は増えているはずなのに、なぜ躊躇してしまったのですか?

『含み益は、そのままじゃ使えない』っていう現実の壁にぶつかっちゃってね。画面上の数字を削ることに、無意識の抵抗があったんだと思う。
「これを利確して元本を減らすくらいなら、このまま運用し続けたほうが効率的だ」って、冷徹な『投資脳』が強烈にブレーキをかけてきた。結果、画面の前でウジウジ迷っている間に、その服は他の人に買われて売り切れてしまったんだ。

なるほど……。数字(含み益)としての豊かさを守ろうとするあまり、現実の「いま欲しいもの」や「幸福の機会」を逃してしまった、ということですね。

その通り。資産が増えている全能感はあるのに、実際には自分の意思で一円も動かせていない。この「不自由な全能感」こそが、含み益の罠なんだと痛感したよ。……ただ、自分を納得させる為に、今はちょっと都合のいい別の捉え方をしてるんだけどね。

別の捉え方、ですか?

「買えなかった」ことで、結果的に手元の資産は減らずに守られた。
一周回って、これは『投資家としての防衛本能が正しく働いたんだ』って、自分を納得させることにしたんだ。
強引な後付けかもしれないけれど、そうでもしないと、数字に振り回されてチャンスを逃した自分を肯定できないからね。

負け惜しみではなく、一つの「リスク管理」として受け入れるわけですね。
でも、もし次に同じような機会があったら、どうしますか?

次は、数字を『人生の満足度』に変換する勇気を持ちたいな。数字はいつでも増やせるかもしれないけれど、失った時間や、その瞬間のときめきは二度と戻らない。
僕たちが投資をしているのは、画面の中の数字をただ積み上げるためじゃなく、現実の人生を豊かにするためだったはずだからね。

次に出会う欲しいものには、mozukuが心から納得できる行動が起こせるといいですね!
画面の中の『含み益』を守るために、目の前の『ときめき』を差し出していないか。
次に運命の一着に出会ったときは、迷わず決済ボタンを押せる自分でありたい。
なぜなら、私たちが本当に増やしたいのは、無機質な数字ではなく、私たちの『人生の満足度』なのだから。
画面の数字を増やすゲームに夢中になり、目の前の「今しかできない体験」を後回しにしていないか? 40代からの資産形成において、ただ貯めるだけでなく「どう豊かに使うか」を強烈に考えさせられる名著でした。お金のブレーキがかかりがちな投資家にこそ、ぜひ読んでほしい一冊です。
💰 本日のリアル資産公開
目標6,000万円に向けて、仕事終わりにコツコツ更新中。
私の証券口座(投資信託・株の合計)のリアルな現在地です。
【本日の証券口座残高(全期間グラフ)】

トータルリターン: +6,894,722円(+47.92%)
前日比:-31,018円(-0.14%)
前月比:+438,300円(+2.10%)
本日の評価額合計: 21,282,273円
コツコツといきましょう

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